山田正流(せいりゅう)です!
とうとうこの日が!
先日のアカデミー賞でレオナルド・ディカプリオが悲願のオスカーを手にしました。
ちなみにレオ様とヤマダは同学年です。ジャパン的な言い方だと「タメ」ですね。レオ様が高3のときヤマダも高3だったわけです。
実はこの話は墓まで持っていこうと思っていたのですが
レオ様のオスカーを祝し
禁断の扉を開けることを決意しました。
時は19年前にさかのぼります。
美術大学3年生の秋を迎えたヤマダは
せっかく手に入れたみずみずしく素晴らしい貴重な4年間を
これ以上ないほどの遊び呆けっぷりで無益に過ごしていました。
オートバイ、アルバイト、女の子。
コレだけです。他にはなんにもしてません。ひたすらこの3つをループさせて
すでに3年が経過していました。
当時ヤマダには
リョーコというひとつ年下の恋人がいました。
北欧かロシアとのハーフかと見まがうほどに美しいリョーコにヤマダは夢中で
少しでも時間ができれば会えないかとリョーコに連絡する毎日。
好きだったんですねー。ヤマダいまコレ書きながら遠くを見つめています♡
そんな折、映画史にその名を刻む超大作が封切られました。
そう「タイタニック」です。
1912年に実際に起きた英国客船タイタニック号沈没事故を基に、貧しい青年と上流階級の娘の悲恋を描いている。主にSFアクション映画を手掛けてきたキャメロン監督が、一転して挑んだラブロマンス大作である。ストーリーはタイタニック号沈没の史実を交えて展開する。前半のラブストーリーから一転して、後半ではパニック映画さながらの緊迫感のある展開で、ラストは悲劇的な別れとなる恋人たちを描いた、優れたストーリーが話題となった。
(出典 Wikipedia)
コレは観に行かなきゃ!ねぇねぇリョーコ!タイタニック!タイタニック観に行こうよ!!
ノリノリではしゃぐヤマダに「仕方ないなー」とあきれ顔で応じるリョーコ。彼女はあまり物事に動じないクールなひとでした。
忘れもしない新百合ケ丘のワーナーマイカル。
(わからないかたごめんなさい。新百合ケ丘は小田急線の駅名です。川崎市)
美大の友人にかぶれてマニアックな単館上映系の小さい映画館にばかり行っていたヤマダは
きれいで広々としたシネマコンプレックスに大盛り上がり。
リョーコの手をひっぱりながら座席につきます。
前半のうっとりするようなラブストーリーから一転、後半は喉がカラカラになるような緊迫したシーンの連続!
3時間の長さを感じさせない圧倒的なエンターテイメントでした。
切なすぎる結末にはさすがのリョーコもむせび泣き。
興奮と心地よい疲労が入り混じる、映画鑑賞後のコンディションとしては最高の状態で映画館を出てきたヤマダとリョーコ。
ニュースでみたんだけどさ、ケイト・ウィンスレット(ヒロインのローズを演じた女優)ってリョーコと同い年なんだって!
「うん、そうなんだー?」
でさ、オレはレオナルド・ディカプリオ(主演のジャック役)と同い年なんだよねー!
「うん、そうなんだー?」
オレたち
「?」
オレたちっ
「?」
ジャックとローズみたいだね!
それでは20年前のことなのに今必死に入る穴を探しているヤマダはきょうはおやすみでーす!
墓まで持っていけなかった…。
このブログをみて「ちょっとヤマダのやつに会いに行ってみようかなー」と思ってくれたあなたはコレを読んでみてね!