山田正流(せいりゅう)です!
弟子にしてください!
ギターがさっぱり上手くなりません。
もうはじめて4年くらい経つのだからもうちょっと上手くなってもいいもんだろう
と思うのですが
自分でつくった料理を自分ひとりで食べるとき、どことなく張り合いのなさを感じるのと同じで
バンドの練習日にあわせて仕上げていく
とか
近々ライブがある
とか
オマエのためにつくった曲を聴いてくれハニー!タイトルは「オマエに夢中」ワン・ツー・スリー!
みたいなことがないとなかなか本腰を入れて練習できないような気がします。
ちょっとヘアカットの練習にも似てるなー。練習用のウィッグってあるじゃないですか。髪の生えたお人形さん。
あんなん何個カットしたってたいして変わらないような気がします。だって、ほんとうにゲストをカットするときの緊張感がないんだもの。
ヤマダは単身者専用で6世帯しかない小ぶりなアパートの一階に住んでいます。
手前から奥にかけて101、102、103となっています。ヤマダは103号室。
101には20代後半くらいの若い男性が住んでいます。ヤマダが帰宅する際、玄関先でタバコを吸っていることがよくありすれ違うときに挨拶をするんですよね。
ヤマダが「こんばんは」と挨拶すると声もなく首がちょこっと揺れるくらいの挨拶。あんまり感じはよくないです。
髪の毛もいつもボサボサでせっかく身長が高いのにかなりの猫背。ちょっと冴えない青年、という印象なのが正直なトコロ。
ある夜、ヤマダがアパートの入り口に入ろうとするとどこかの部屋からエレキギターの音が聴こえてきました。
めちゃめちゃ上手いんですよ。ブルージーなフレーズも歯切れ良いカッティングもお手のもの。
2小節に一度はミスをするヤマダと違いミスタッチもほとんどありません。うまいなー!かっこいいなー!ヤマダしばし聴き惚れます。
ん?
コレどっから聴こえてるのかなー?
ごく近くで音が鳴っているのは確かですが、道路沿いからは音のありかはよくわかりません。
入り口から階段を昇り渡り廊下に差し掛かったそのとき!
ま
ま
まさかっ
101、オマエなのかー?!
それでは人は見かけで判断してはいけないことを痛感しているヤマダが水曜日もお待ちしてまーす!
「オマエに夢中」を聴いてくれるハニーはどこ?
このブログをみて「ちょっとヤマダのやつに会いに行ってみようかなー」と思ってくれたあなたはコレを読んでみてね!