山田正流(せいりゅう)です!
世にも怖ろしい…。
はじめてヤマダのブログをみてくれた方へ。ヤマダこうみえて美容師です。
ヤマダが今までつくったヘアスタイルはこちらから。
夏なので涼しくなるようなコワい話でもしようと思います。
ある週末のこと、ヤマダは開店後すぐに2人のゲストを迎えカラーの置き時間をつかい、もうひとりのゲストのカットをしていました。
そこへもうひとり、ご予約なしでヤマダ担当のゲストが来てくれました。中学生のころから担当している女の子です。現在は23歳、すっかり素敵な女性になってきました。
土日にはよくあるシチュエーションですが、あいにく他のスタッフも忙しくヘルプも頼めない状態です。ちょっと待っていただけないかとお伝えしたら
「いつもなら全然待つけど、今日は急遽職場の先輩の結婚パーティに行くことになっちゃったんですー。11時20分の電車には乗らないと間に合わないんですー」
うぉい!今10時40分だぞ!
1冷え。
しかし、かわいい大切なゲストの窮地、なんとかしなければなりません。
ゲストは肩下25センチ、セミロングといった感じでしょうか。
あんまり長さを変えなくて軽くする感じかなー。カジュアルなパーティみたいだし毛先を軽くカールアイロンで巻くくらいならイケんじゃね⁉️そう高をくくっていたヤマダの想像を軽く斜め上行くオーダーがゲストから放たれます。
「ばっさりボブにしちゃってください❗️」
2冷え。
カットにかける時間はできるだけ均一になるよう心がけていますが、長さをあんまり変えないカットと長さや形を大幅に変えるカットではやはり後者のほうが時間がかかります。
それでもヤマダ、やるときはやる男です。なんとかタイムリミット8分まえにはばっさりボブを完成させました。ふぃー。
「いい感じですー。ありがとうございますー!」
気に行ってもらってよかったー♡
「あのう、あのね、ヤマダさん」
あっ、はおりもの出すからねー。ん?どうしたの?
「このバンダナをかわいく頭に巻いてほしいの」
3冷え。
う、うん。見たことは、見たことはあるぞ。しかしゲストに巻いたことはない。一度もない。
世のガールたちがリボンのようにかわいく巻いているバンダナですが、アレ、ただ巻いて結びゃイイってもんじゃないのです。こなれ感を出すにはある程度の場数と経験値がないとムリです。っていうか場数と経験値もないけど、そもそも時間がないんだってば!
はじめの3回は完全にラッパーみたくなったのですが、4度目で希望の光が。5度目にしてようやくかわいく結ぶことができたのでした。残り時間は1分。
芯から冷えた真夏のコワい話でした♡
それではお待たせしていた次のゲストに土下座する勢いで戻ったヤマダは今日はおやすみでーす。
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