山田正流(せいりゅう)です!
たぶんしない。
はじめてヤマダのブログをみてくれた方へ。ヤマダこうみえて美容師です。
ヤマダが今までつくったヘアスタイルはこちらから。
ゲストから「ダメージした髪の毛は回復することができるのか?」
というご質問を受けました。
答えはですね
回復はしない、です。
髪の毛って実はまだわかっていないことも多くて、美容師や化学者、メーカーなどが正反対の意見を持っている案件がたくさんあるんです。
とりわけよく論じられるのが髪の毛は生きているのか?死んでいるのか?問題ですね。
髪は再生することができる、という意見と
髪は生えてきた時点で死んでいるので再生はしない、という意見。
ヤマダは現時点では後者の考えを支持しています。
髪は生えてきた時点で死んでおり、物理的要因(紫外線や摩擦)や化学的要因(カラーやパーマ)でダメージを受けると減算方式で髪に余力が
なくなっていく
という考え方ですね。
髪は生えてきた時の状態が100%で
夏の強い紫外線で95%になり
プールの塩素で90%
ヘアカラーをやって75%
パーマをかけて60%
といった感じで髪の持っているチカラがちょっとづつ減っていきます。
数字はイメージ的なものですが、その髪のチカラがゼロに近づくと髪が髪としての体を保てなくなります。
チリチリになったり、さわっただけで切れ毛になってしまう状態は髪の余力がかなりゼロに近いと言えるのではないでしょうか。
髪は一度ダメージを受けると回復をしない、という考えをスタート地点に設定すると
髪の余力を見極めながら、いかにダメージを最小限にしてカラーやパーマをするか
という施術になってきます。
髪についてはまだまだわからないことばかりですし、今の考えがこの先180度変わる可能性もあります。
ただ、現時点ではこの考えが自分でもしっくりくるし、ゲストに説明するときにも整合性があるような思えます。
それではこれからはマジメな記事を増やそうと思うヤマダが月曜日もお待ちしてまーす。
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