山田正流（せいりゅう）です！
人生サイコーのモテ期は意外に早め♡
はじめてヤマダのブログをみてくれた方へ。ヤマダこうみえて美容師です。
ヤマダが今までつくったヘアスタイルはこちらから。
女性タレントや女優、モデルとバンドマンの不倫がココ１年で幾度か話題になりましたね。
バンドマンってそんなにモテるんかいとモテないヤマダは激しいジェラシーを抱かずにはいられないのですが
実はヤマダもバンドをやって生涯一度だけモテた時期があるのです。
話は２５年前まで遡ります。
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「ドラムやってくれない？」
会えば挨拶をする程度の他クラスの男子に声をかけられたのは高校３年生の夏休み直前のことでした。
ん？は？ドラム？オレ、ドラムなんてやったことないよ⁉︎
困惑するヤマダへ彼はたたみかけるように
「だいじょーぶ！９月の文化祭に間に合えばいいんだから！ちゃんとコーチも頼んであるから！」
文化祭で演奏する６曲が書かれたメモを半ばムリヤリ手のひらに押し込み、彼は風のように去っていきました。
ヤマダにドラムを教えてくれたのは同じ学年のこやっちょという男子で中学の時からヤマハのドラムスクールに通っている腕ききドラマーでした。
だったらはじめからこやっちょに頼めばいいじゃんか！と当然のごとく訴えたワケですが、こやっちょは既に二つのバンドのドラムを掛け持ちしていたのです。
拝み倒されたものの３バンドの掛け持ちは物理的に不可能だったこやっちょは妥協案としてコーチを引き受け、見どころのありそうな男子をこやっちょ虎の穴へと放り込むことになったのです。
えっ、えっ、オレのどこに見どころがっ⁈（ドキドキ）
こやっちょ「んー、なんか背が高いからって言ってたよー」
身長だけかーい！
７月は週４でスタジオに入りこやっちょから猛特訓。
８月はこやっちょからの個人レッスンを受けつつバンド全体の練習にも参加。
なにせ２カ月しかないのです。
こやっちょはヤマダにドラムの基礎を教えるのを早々にあきらめ
スパルタレッスンによって６曲のみを完全にヤマダのカラダへ叩き込む作戦へとシフト、レッスンは苛烈を極めました。
ヤマダがこんなにひとつのことを練習した記憶をたどるには
美容師になってひたすらパーマのロッドをウィッグに巻きつけていた２７歳の時を待たねばなりません。
かくして迎えた文化祭。
ヤマダの参加したバンドのライブは大成功！
たくさんの人がライブ会場の視聴覚室まで駆けつけてくれ、ライブは大盛況のうちに幕を閉じたのです。
そして文化祭が終わってからの一週間
オレ、すげえモテた♡
クラスの女子からはもちろん
ライブをみた他のクラスの女子や後輩女子からも廊下で声をかけられるのです。
「ドラムできたんだー。かっこいいじゃんー」
「センパイ、かっこよかったですぅー」
人生初の空前絶後なチヤホヤぶりにヤマダ完全に有頂天です。
これがバンドか。
これがウワサの「バンドやってるやつはモテる」か。
サイコーだぜ、バンドーーー！
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そう、高校の文化祭のバンド、しかもいちばん目立たないパートと言われるドラムでさえこのモテっぷりです。
プロの、人気絶頂の、旬なバンドマンがモテないはずがないんですよ！
もちろん倫理上は大問題で、女性にとっては感情的にも許しがたいことでしょう。
まぁ、ソコは横によけておいてですね。
バンドマンがモテるのはわからなくもない
てお話でした。
それでは文化祭後モテたのは一週間だけだったヤマダが土曜日もお待ちしてまーす。
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