山田正流(せいりゅう)です!
まかないの思い出
ゲストの女子大生のコのブローをしながらお話をしていました。
お座敷のある料理屋さん(家族でのお祝い事や法事の際なんかにつかわれるちょっと高級なお店)でアルバイトをしていて、板前さんがつくってくれる美味しいまかないのご飯がいつも楽しみなんですって。
手軽なテイクアウトの弁当やファストフードをついつい食べてしまうヤマダには羨ましいー。
そんな話をしていたらこんな話を思い出しました。
ヤマダが高校生のころだからもう100年くらい前のハナシになるのですが
高2のヤマダは今は業態が変わり無くなってしまった「すかいらーく」というファミリーレストランでキッチンのアルバイトをしていたんです。
土日は長い時間働くことができるのでよくシフトに入れてもらっていました。
平日より数倍忙しいためフロア、キッチンともに各5、6人の厚めのシフトです。
忙しさのピークを越えた14時過ぎくらいからフロアとキッチンから1人づつ休憩に出ます。
ファミレスですから、まかないご飯はもちろんメニューのなかから選ぶのですが「社食」の扱いでいちおう伝票は切らなくてはいけないんですね。
いつもヤマダといっしょに休憩に出るフロアのウェイトレスさんは「セイミヤさん」という超かわいい短大生のお姉さんでヤマダは毎週休憩時間を楽しみにしていました。
休憩時間が近くなるとキッチンとフロアをつなぐカウンターからオーダーをとる端末を手にしたセイミヤさんがひょこっと顔を出して
「ヤマダくんは今日もハンバーグでいい?♡」
(ヤマダ飽きもせず毎週ハンバーグを食べていました)
はいっ!ハンバーグでいいです♡
ハンバーグを食べながらセイミヤさんと他愛のない話をする時間はささやかな幸せのひとときでした。
しかしヤマダの甘い週一のランチは思いもかけぬカタチで暗転するのです!
しかしヤマダの甘い週一のランチは思いもかけぬカタチで暗転するのです!
ある日友人と買い物に行ったときヤマダは衝撃の光景を目にします。
セイミヤさんが背の高い男の人と腕を組んで楽しそうにあるいてるじゃないですか!
しかもその男性はなんと!ヤマダと同じキッチンのアルバイト。ことあるごとにヤマダに辛くあたってくるどうしても好きになれない大学生のお兄さんだったのです!
うわぁぁぁーっ!!
セイミヤさんっ!!
どうしてっ!
どうしてよりによってソイツなんだぁぁぁー!!
それでは小さな恋のメロディを奏でるヤマダが水曜日もお待ちしてまーす!
このブログをみて「ちょっとヤマダのやつに会いに行ってみようかなー」と思ってくれたあなたはコレを読んでみてね!